SONYのミラーレス一眼カメラを使っている人の中にはGレンズに憧れを持つ人もいるかもしれません。(それなりに高いので)
私もZeissレンズやGレンズに憧れがありましたが、先日Zeissレンズを手にした勢いでSEL70300Gを中古で購入してしまいました。
購入してまだ1ヶ月ほどなのであまり撮影に行けていませんが、この記事では初心者カメラマンの筆者がSEL70300Gを1ヶ月間使ってみて感じたことなどをレビューします。
SEL70300Gのスペック
詳細なスペックは公式に任せるとして、基本的なスペックをまとめます。
発売日 | 2016年4月28日 |
価格 | ¥207,900 |
焦点距離 | 70mm – 300mm |
開放絞り | F4.5 – F5.6 |
最短撮影距離 | 0.9m |
フィルター径 | 72mm |
望遠レンズの割にはコンパクトなレンズですが、スペック的には突出したものはないように思います。
7年前に発売されたレンズですが現在でも16万円前後で取引されているようです。
SEL70300Gを1ヶ月使ってみてのレビュー
SEL70300Gをα7Cに装着して1ヶ月間使用してみました。
初めての望遠レンズなのであまり日常使いがしづらかったので何度か望遠レンズを使用するためにお出かけをしてきました。
望遠端でも綺麗!
Gレンズは解像感とボケが特徴なのですが、望遠側でもかなりくっきり解像しているように思います。
これまで望遠レンズを使用したことがないので他の望遠レンズとの比較はできませんが、望遠側でも広角側と同じように綺麗に撮れていると感じます。
ギリギリ月が撮れる
300mmのレンズは望遠レンズとしては最低限くらいの焦点距離ですが、Super35mmモードにすることでギリギリ月の撮影をすることができました。
それでも少し小さいですがクロップすることでクレーターなどもしっかりと確認することができます。
室内では少し暗い
F値が広角側でF4.5、望遠側でF5.6なので室内で撮影するには少し暗いです。
焦点距離が長いので手ブレしないためにシャッタースピードを早くする必要があり、かつF値が高いので室内のような明るさが足りない環境ではISOが結構上がってしまいます。
そもそも室内で望遠レンズを使用する機会なんてほぼないのであまり気にはなりませんが。
AF/MFの切り替えがレンズ側でしかできない
最近のGレンズやGMレンズには多いと思いますが、AF/MFの切り替えがレンズ側でしかできません。
YouTubeでカメラ関係の動画を見ているとむしろこっちの方が良いという方が多いようですが、個人的にはカメラ本体側で切り替えをしたいです。
ズームロックしないと自重でレンズが伸びる
Amazonのレビューや評価サイトなどで結構言われていますが、ズームロックをしないとレンズが自重で伸びてしまいます。
ズームロックも70mmの位置でしかロックできないので、良い位置をキープするにはレンズが下に向かないようにするか手で押さえておく必要があります。
望遠ズームレンズとしては申し分なしだが
多少の不満点はありつつも望遠ズームレンズとしては申し分ないとは思いますが、正直使う頻度と価格を天秤にかけるともう少し廉価なレンズでも良かったかなと思わなくもないです。
元々75mmまでのレンズしか持っていなかったので距離が足りないことがあって望遠レンズが必要だったのですが、自分から出かけないと使う機会があまりないレンズに十数万円は無駄遣いのような気もしています。
今後は子供が保育園や学校に行くからその時には有効活用できたら良いなぁ・・・。
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