フルサイズ機を購入してからめっきり出番の少なくなったα6000(APS-C機)に活躍の機会を与えるために新しいレンズを購入しました。
購入したレンズはSIGMA 30mm F1.4 DC DN Contemporaryという2016年発売のレンズで、APS-C用の標準域の単焦点レンズです。
F1.4でありながら定価が5万円台、中古で2万円台で購入できる超コスパの良いレンズです。
購入してから数日しか経っていませんがちょこちょこと撮影に行ってきたので、この記事では初心者カメラマンの筆者がSIGMA 30mm F1.4 DC DN Contemporaryを使ってみて感じたことなどをレビューします。
SIGMA 30mm F1.4 DC DN Contemporaryのスペック
詳細なスペックは公式に任せるとして、基本的なスペックをまとめます。
発売日 | 2016年3月18日 |
価格 | ¥52,800 (SONY Eマウント) |
焦点距離 | 30mm |
開放絞り | F1.4 |
最短撮影距離 | 30cm |
重量 | 265g (SONY Eマウント) |
フィルター径 | 52mm |
フルサイズ換算45mm程度の標準域の単焦点レンズでF1.4とかなり明るいレンズです。
SIGMAから発売されているレンズで、SONY Eマウント以外にも「Lマウント」「Xマウント」「Zマウント」「マイクロフォーサーズマウント」「EF-Mマウント」にも対応した製品が発売されています。
SIGMA 30mm F1.4 DC DN Contemporaryのレビュー
SIGMA 30mm F1.4 DC DN Contemporaryをα6000に装着して色々と試し撮りしてみました。
α6000のスペックに引っ張られてネガティブな部分もありますが、基本的には高評価で日々のスナップなんかはフルサイズ機より小型軽量なこちらを選択しても良いと感じました。
F1.4なのに小さくて軽い
フルサイズ機を使用しているとF1.4と言ったらゴツくて重いイメージがありましたが、APS-C機用のレンズなのでコンパクトで軽いと感じました。
フルサイズ用のF1.8のレンズ(SEL55F18Z)と比較しても、ほぼ同じサイズで重量はSIGMA 30mm F1.4 DC DN Contemporaryの方が軽いです。
背景はとにかくボケる
F値が低いレンズに対しては同じ感想しか出てこないですが、背景がとにかくよくボケます。
上の写真では被写体と背景がかなり近い(10cmくらい)ですが、それでも背景がしっかりとボケてくれています。
被写体が割と近くで背景が風景のように遠い場所だと、背景に何が写っているかわからない程度にはボケます。
暗い場所でも写りはまずまず
F1.4とかなり明るいレンズなので暗所でもそれなりに綺麗に撮れました。
上の写真は縦撮影写真の中央付近をクロップしたものなので若干画質は荒いですが、肉眼ではほとんど見えていない箇所もギリギリ撮影できました。(ISO25600でしたが)
少し暗い程度であればISOも上がり過ぎず割と綺麗に撮影することができました。
F1.4だと明る過ぎて日中の外撮影は白飛びするかも
α6000を使用してF1.4で撮影すると、日中の明るい時間帯だとISO100、シャッタースピード1/4000秒でも白飛びをしてしまうくらい明るくなってしまいました。
これはα6000のISOやシャッタースピードの制限の問題でもあるので、もっと上位のモデルであれば(ISO50やシャッタースピード1/8000が使えると信じて)白飛びもなく使えるのではと思います。
室内や夜のお写ん歩で使える
フルサイズ機を所有しているのでメイン機にはなりませんが、手軽に持ち出せるAPS-CでF1.4が使えるので室内でふとした瞬間を写したい時や夜のお写ん歩で気軽に撮影するのにちょうど良いように思いました。
やっぱり「軽いは正義」で気軽に持ち出せるのがAPS-Cの良さでもあるので、軽いカメラに良いレンズを装着して日常の写真を撮るのは気軽に楽しめて良いですね。
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